不審な電話に御注意ください!

福井県内において後期高齢者に対する詐欺被害及び不審電話がありましたので、お知らせいたします。

令和2年9月11日 

1.事案の対象者 福井市内  80代 女性 

2.事案の概要等

令和2年9月11日 午前9時頃 

・郵便局員を名乗る男から「医療費の払い戻しがあるが、元号が変わったので通帳が使えなくなっている。変更の必要があるので預かる」との電話があった。

・女性は、電話で暗証番号を伝え、同日午前10時ごろに自宅に現れた男に通帳を手渡した。

令和2年9月8日 

1.事案の対象者 越前市内  80代 

2.事案の概要等

令和2年9月8日 午後6時頃 

・越前市職員を名乗る男から「医療費の還付があるが、まだ申請されていない。早く申請しないと時効になるので、口座番号を教えて欲しい」との電話連絡があった。

・不審に思い口座等の情報を伝えなかった。

★同市内から同じような不審電話の報告が7件ありました

令和2年9月8日 

1.事案の対象者 越前市内  80代 

2.事案の概要等

令和2年9月8日 午後6時頃 

・後期高齢者医療広域連合職員を名乗る男から「5月頃に医療費の還付の通知を送っているが、まだ届出がなされていない。口座を教えて欲しい。」との電話連絡があった。

・電話口では、直接回答せず、折り返し電話すると伝え電話を切った。

・翌日の9日に後期高齢者医療広域連合に電話をかけ確認したところ、還付金は無い事を確認した。

★還付請求の催促を電話ですることは基本的にはありません。

令和2年9月4日 福井新聞記事より

1.事件の被害者 福井市内  80代女性

2.事件の概要等

令和2年9月2日 午前11時頃 

・市職員を名乗る男から女性宅へ「後期高齢者保険の払い戻しがあるがお金を振り込めない。銀行に確認してほしい。」との電話連絡があった。

・さらに、銀行員を名乗る男から「元号が変わったのであなたのキャッシュカードは使えない。変更の必要があるため預かる。」との電話を受けた。

・女性は、銀行員を名乗る男にカードの暗証番号を伝え同日午後1時ごろ自宅に現れた男にカードを手渡した。

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広域連合からのお知らせ

〇掛かってきた電話では、簡単に個人情報を教えないようにしましょう  (生年月日、口座番号、暗証番号、携帯電話やキャッシュカードの有無など)
〇やりとりの前に、相手の身分を必ず確認しましょう

〇自宅に来た人に、被保険者証やキャッシュカードを渡さないようにしましょう

★役所職員や警察官、銀行員、銀行協会職員等が自宅に訪問し、被保険者証やキャッシュカード、通帳を預かることはありません!!

★同じく暗証番号を聞くようなことも絶対ありません!!

「おかしいな」と思われる場合は一旦電話を切って、ひとりで判断せず家族や友人に相談したり、警察、お住まいの市町の後期高齢者医療担当課(クリックすると連絡先一覧を表示します)または広域連合(0776-54-6330)へご連絡ください。